療育プログラム

療育プログラム

運動を通じてのコミュニケーション力の向上

園内ではお遊戯、トランポリン、バランスボール、マット、跳び箱などで楽しみながら遊びを通じて、感覚の統合、運動機能の発達を促し、同時にストレスの解消も行います。
園外では、公園やプールなどに積極的に出掛け目一杯身体を動かし、集団参加を楽しみながら、順番を守ったり、交代したり、待ったりする事を学びます。
特に園外では安全を第一に配慮し、最低限の社会マナーやルール等も守れるように療育を行なっています。

音楽を通じてのコミュニケーション力の向上

自閉症児は音楽の分野で才能を発揮する方々がいることは少なく有りません。
神の子園ではピアノ、木琴、鉄琴等の音を聴くことや実際に行うことによって隠れた才能を導き出す可能性を追求しております。
また、リズムあそび・歌唱・リトミックなどにより表現力・感受性の向上も目指します。

食育を通じてのコニュニケーション力の向上

おやつに関しては一般的なスナック菓子ではなく、クッキーやビスケット、手作り洋菓子店から注文し、毎日提供するものを変えてお出しします。
また、定期的に子供達と一緒に作る料理体験を行っております。
一緒に料理をすることにより五感が養います。
味見をし味の変化を感じる中で「味覚」、野菜を洗ったり、生地をこねたりする中で「触覚」、料理・食材の変化を観察する中で「視覚」、野菜を切る音や、お肉を焼く音などを聞く中で「聴覚」、食材の匂いを嗅いだり、料理中の匂いを嗅ぐ中で「嗅覚」が自然と養われていきます。
また、好奇心、達成感や指先トレーニングにもなり料理を通じて食育トレーニングを行います。

語学を通じてのコミュニケーション力の向上

国際化が進む現代において、今後ますますグローバリゼーションは加速するものとみております。
神の子園では世界に通用するリーダーを育成するべく、外国語や海外文化にも身近に触れていただける様に、遊びながら楽しく中国語教室を定期的に行い、英語教室は不定期にて行います。
例えば、自閉症スペクトラムの児童と言うものは、将来語学の分野でも思わぬ才能を発揮し世界に活躍する例も珍しくありません。
神の子園では、子供の特性や性格にも注意深く観察し、その子が持つ一切の可能性を排除いたしません。

製作を通じてのコミュニケーション力の向上

発達に不安のあるお子さまは、身体の感覚や空間の距離等をまだうまくつかめていないことが少なく有りません。
神の子園では、子どもの成長段階やペースに合わせて、絵画、工作、カード製作、パズル、型入れ道具などで指先のトレーニングや空間認知能力(物と物や人との距離感)を向上させます。
また、はさみ・のり・テープなどの使い方も同時に学ぶことで用法を誤ると危険なことなどを学習します。
オリジナルの教材や 教具も用意し、製作活動はこうあるべきと言う枠組みに捕らわれない自主性を磨き、認知機能、創造力を通じ、お子様の自己肯定感、自尊感情をはぐくみます。

ITを通じてのコミュニケーション力の向上

IT化が進む現代において、今後ますます日常生活に不可欠なものとなる事は容易に想像することが可能です。
例えばIOTが進んでいますが、これは日常生活にあるあらゆるものが全てがインターネットで繋がる事を指しています。
自閉症児や発達に遅れを抱えている児童は落ち着きがない多動症を併発していることが多いですが、なぜかパソコンやタブレットを触っているとじっと椅子に座っていられる事が多いのです。
これらを私たちはチャンスと捉え、子供達の才能の開花や集中力の向上等を逆転の発想としてIT機器を利用し養っていきたいと思っております。

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